本日も、思考の整理をします。
まず、言いたいのは、「Ameba Ownd」で独自ドメインが無料で設定し、できていた。
しかし、このサービスが 2024.4.15 で終了されたということです。
では、今どうなっているかというと、それまで無料で独自ドメインを設定できたのですが、今現在は独自ドメインでのアクセスはできるが、URLの部分に独自ドメインが表示されないとのことです。
つまり、独自ドメインの設定自体は無効化されてはいないが、実際にアクセスすると、URL部分のその独自ドメインは表示されないということです。
さぁ、色々な思考の整理が始まります。
では、人々はなぜ、独自ドメインを利用するのか。
かっこいいから?独自ドメインを使ってWebサイトを運用してWeb技術も勉強して色々なものを運用して収入を得る。
その他、色々あると思いますが、「信用度」にあると思います。
ここでいう「信用度」とは?
ここでいう信用度というのは、Google等から検索でアクセスしてきた人がそのサイトの記事を読んで、その記事の信頼性を簡易的に確認する手段として「URL」があると思います。ここで、ドメイン名をみます。
例えば、当サイト。一応、独自ドメインを取得して、設定して、「mayanagitaro.cyou」という独自ドメインを設定しています。
実は、当サイトは inkrich というかっこいいページが簡単に作れるWebサイトを公開できるサービスを利用しています。その無料サービスを使わせていただき、そのWebサイトに独自ドメインを設定しています。
他方で、inkrichさんで無料ホームページを公開することができますが、その際のドメインは、「mayanagitaro.inkrich.com」というような、inkrich.com のサブドメインとして公開することができます。
「ちょっと何言っているかわからない」という人向けに。
ここは、「独自ドメイン」やら「サブドメイン」などの話を知っている人は読み飛ばしてください。
独自ドメインとは、世界で1つしかない、自分自身で取得するドメインになります。ドメインは、乱暴に言うと区画のようなものです。
日本でいうと、「.jp」ドメインがあります。また、商用ドメインとして「.com」なんていうのもあります。この、最初のドットが付く名前をTLD(トップレベルドメイン)なんて言ったりします。このTLDも分野や国によって種類があったりするのですが、今ここではややこしくなるので飛ばします。興味のある方は、こちらのJPNICの読み物をどうぞ。
TLDの次に来るのが、自分で設定するドメイン名です。このサイトでいえば、「.cyou」というのがTLDで、取得したのは「mayanagitaro」というドメイン名前になります。TLDと合わせて「mayanagitaro.cyou」となって、これを一般的には独自ドメインと言っています。
続いて、サブドメインというものですが、独自ドメインの中でホストを定義するようなものを言います。早速何を言っているかわかりませんが、つまり以下のようなことです。
www.mayanagitaro.cyou
www2.mayanagitaro.cyou
smtp.mayanagitaro.cyou
これは、単にmayanagitaro.cyouというドメインの中で、ホストを www,www2,smtp などの名前を付けて区別しています。incrichの初期値の無料ホームページの状態ですと、払い出されるURLは、「アカウント名.inkrich.com」なので、inkrich.comのサブドメインが割り当てられているということになります。
www.sec1.mayanagitaro.cyou
www2.sec1.mayanagitaro.cyou
さらに、上記のようにして、階層をさらに深くして定義できます。ここでいう sec1 がサブドメインです。
長くて飽きてきましたが
一方では、ドメイン取得や更新等、多少なれど費用が掛かっています。
他方では、無料ホームページの場合は、一応公開には費用は一切かかりません。
わかりますよね?この時点で、上記の2つのが全く同じ質の情報を公開していたとしても、より、価値のあるサイトと判断されるのは、前者のサイトです。後者のサイトもきちんと検索エンジンなどに登録されれば、検索結果にも表示されますが、順位が上がらない等の場合があります。しかし、やはり無料ホームページの状態だと、本家サイトのコピーであったり、なりすましの可能性もなくはないため(過去、こういうことが横行したのでしょう)、本家を超えられない場合が多いです。この当たりのことは、googleなどの検索アルゴリズムの動作ですので、今後どうなるかは不明ですが、一般的には上記のような状況です。
上記のような区別がされているのは、Google Adsense 等のサービスでも見て取れます。Google Adsenseとは、サイトに関連した広告を自動で表示することができ、それによりコンテンツを運営しているWebサイトのクリエイターに収入が入るような仕組みを提供する広告サービスなのですが、基本的には独自ドメインでないと申請ができません(一部、はてなブログやもともと一定条件を満たすことを条件に組み込まれているムラゴンのブログサービスなどもあります)。独自ドメインでないと不利な場合が多いのです。
で、最後に言いたいことに戻りますが。
余計なところで話が長くなったぼーっと読む読み物ですが、つまり、Ameba Owndのブログサービスで独自ドメインが設定でき、運用もできていたのに、そのURLが表示されなくなるということは、独自ドメインの信頼性を損なうもので、Ameba Owndを今後も利用する意味がなくなってしまったということを言いたかったのです。
そして、何より、このinkrichのホームページサービスは、ブログでもホームページでも無料でも使えるし、かつ、独自ドメインの設定もフリープラン(無料プラン)でも可能です。
結局、Ameba Ownd で運用していたサイトを早いところinkrichに移行しようと考えております。
ありがとうございました。